ドビュッシー「春」ピアノ連弾版


本日の気温は21度とな。

急に春めいてきて、一斉に咲きはじめた庭の花たちの香りを胸いっぱいに吸い込もうと思ったものの、今年は特に、空中に飛んでいるあの粉のヤロウに殺意を覚えるばかりです。一瞬で涙腺と鼻腺がぶっ壊れたよ。

最近はドビュッシーの「春」をピアノ連弾版で練習していました。ドビュッシーの中でも決してメジャーとは言い難い作品ですが、全編が美しい旋律と魅惑的な和声で満たされており、きっとこの作品のファンは少なくないはず!

現在ではオーケストラで演奏されることが多いのではないでしょうか。連弾編曲はアンリ・ビュッセルで、この曲とは切っても切り離せない重要な人物、この連弾版もいいですよ。

ドビュッシーの連弾は好きだけれど小組曲には飽きたわ、とかいうわがままな人にもオススメです。

ドビュッシーいわく「苦しげに誕生し、しだいに花咲き、歓喜に達する自然の姿を描こうとした」んだそうな。

いまの季節にぴったり!俺は目が痒くておおいに苦しんでおるよ。